Thinking 03 Story EIMEI History

3 Turning Points.

EIMEIを支えてきた、
3つの転換点

1校舎・小さな個人塾だったエイメイ学院が、23校舎のグループへと成長する間に、 決定的な3つの瞬間があった。経営者として、大きく舵を切らされた瞬間の話。

塾を展開していくなかで、転換点が3つあった。

どれも、自分が描いていた事業計画にあったものではない。 むしろ、計画外の出来事に直面したときに、何を選ぶか—— その都度の判断が、後から振り返れば「転換点」になっていた、という感覚に近い。

そして、3つに共通しているのは、いずれも「人」の存在によって動かされた、ということだ。 社員、生徒、保護者——彼らの言葉や行動が、自分を次のステージへ押し出してくれた。

会社は、計画書ではなく、
そこにいる「人」が動かしている。
— Turning Point 01

卒業生が、戻ってくる塾になった。

最初の転換点は、卒業生が講師として、そして社員として、エイメイに戻ってくるようになったことだ。

塾という仕事は、生徒との関係が一過性で終わってしまいやすい。 受験が終われば、卒業して、それで終わり。 でも、自分たちが大事にしてきた「人としての教育」が伝わっていれば、 戻ってきてくれる卒業生がいるはずだ——そう信じてやってきた。

実際に、何人もの卒業生が「先生になりたい」と戻ってきてくれるようになった。 それは何より嬉しいことだったが、同時に大きな責任を感じる出来事でもあった。

戻ってきてくれた卒業生たちの
受け皿を、ちゃんと作らなければいけない。

そう思うようになってから、事業規模を本気で大きくしていきたいと考えるようになった。 個人塾でいられた時代から、組織として成長を選ぶ時代へ—— ここが、最初の決定的な切り替わりだった。

今でも忘れられないのは、資金繰りに苦しんでいたとき、 自分の貯金を差し出してくれた社員がいたこと。 その想いに応え続けるためにも、立ち止まれない。

— Lesson
会社を大きくする理由は、自分のためじゃない。
戻ってきてくれた仲間の、受け皿になるため
— Turning Point 02

「学習塾」から、「教育学習塾」へ。

2つ目の転換点は、ある事件がきっかけだった。

生徒たちが、いたずら心で警察沙汰になるような悪さをしてしまった。 塾としての責任は重い。当時の自分は、即座にこう決めた。

責任をとって、
塾をたたむ

生徒たちも泣いていた。重い空気のなか、保護者の方からこう言葉をいただいた。

いま教室をたためば、
この子たちは一生それを背負うことになる

ハッとした。

自分の取るべき責任は、塾を閉じることじゃない。 人としての「教育」を、最後まで届けることだ。 そう思い直した。

それ以降、エイメイは単なる「学習塾」ではなく、「教育学習塾」を標榜するようになった。 勉強を教えるだけじゃない。一人の人間として、子どもたちと向き合う場所であると。

この経験が、後にNPO法人「教育援護会」を立ち上げる原動力にもつながっていく。 入試で合格すれば幸せ、という単純な話ではないことを、 この出来事が教えてくれた。

— Lesson
塾の責任とは、塾を閉じることじゃない。
子どもたちに「教育」を届け続けること
— Turning Point 03

「自学自伸」という
スローガンを、商標登録した。

3つ目の転換点は、今のエイメイの教育思想の核心となっている言葉—— 「自学自伸」を掲げたことだ。商標登録までして。

きっかけは、ある反省だった。

塾の先生たちが、あまりにも生徒に一生懸命だったぶん、 カリスマ化してしまっていた。 その結果、何が起きたか——受け身の生徒が増えてしまった

「先生がいないと頑張れない」「先生が言うとおりにすれば結果が出る」。 それは、本当の意味での教育ではない。 塾を出た後、自分の力で生きていけない人を育ててしまっている、ということだ。

目標達成に向けて
自分で課題を考え、取り組み、解決することで、
自身を成長させ、「伸びる人」になってほしい。

その想いを一言で表す言葉として、「自学自伸」を掲げた。 自ら学び、自ら伸びる。 塾を出た後の人生で、本当に必要な力。

今ではこの言葉は、エイメイ全校舎の教育の柱になっている。 商標登録だけでなく、特許出願までして、本気で守り、育てている言葉だ。

— Lesson
本物の教育とは、生徒をカリスマに依存させないこと。
自ら学び、自ら伸びる人を育てること。
— Continue Reading

自学自伸」の中身を、
もう少し深く知る。